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教員・スタッフ紹介

山下貴子先生写真    (123696)
名前 山下 貴子  【キリスト教文化センター所長、ビジネス研究科教授】
研究テーマ
Marketing
メッセージ 幕末、キリスト教が禁じられていた時代、新島襄は聖書の教えを簡潔にまとめた小冊子に出会います。それを読み終えた彼は、誰かに見られていないかと周囲を見回したうえで、こう記しました。
「私は神に感謝し、神を信じ、神に対して正直にならなくてはならない。」
この言葉には、信仰を特別な行為としてではなく、日々の生き方そのものとして引き受けようとする、新島の姿勢が端的に表れているように思われます。
新島にとってキリスト教とは、単なる教義や思想ではありませんでした。それは、人が何を拠り所として生き、他者とどのような関係を結び、社会の中でいかなる責任を担うのかを問い続ける、人格形成の基盤でした。同志社の教育が「良心」を重んじてきたのも、この内面的な誠実さを、学問と結びつけようとした試みであったと言えるでしょう。
キリスト教文化センターは、こうした新島の問題意識を受け継ぎ、キリスト教文化を通して、人間の尊厳、他者への配慮、社会との関わり方を静かに問い直す場です。礼拝や行事、講演や対話は、信仰を持つか否かにかかわらず、私たち一人ひとりが自らの生き方や価値観を見つめ直す契機となることを目指しています。
現代社会においては、成果や効率が重視される一方で、何を大切にするのかという根本的な問いが後景に退きがちです。私自身、これまで社会や経済の制度を研究する中で、制度やルールは人間観に支えられて初めて意味を持つということを強く意識してきました。効率や利益だけでは測ることのできない価値があるという認識なくして、制度は持続しません。キリスト教文化が育んできた人間理解は、今日の社会を考えるうえでも、その基準を問い直す力を持っていると考えています。
キリスト教文化センターでの出会いや経験が、学生・教職員の皆さん一人ひとりにとって、自らに問いを立て、他者と誠実に向き合いながら社会と関わっていくための、確かな精神的基盤となることを願っております。
センターの教職員・学生スタッフ一同、皆さまとの出会いを心より楽しみにしております。
森田先生写真  (105209)
名前  森田 喜基   【キリスト教文化センター教授】
主な勤務校地:今出川校地
研究テーマ 日本におけるキリスト教教育の歴史と実践
メッセージ 聖書は「見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます」(コリントの信徒への手紙二 4章18節)と語ります。見えないものの中には、私たちにとって本当に大切なものがあります。「見えないもの」が見えにくくなっているこの時代に、聖書は何を語りかけているのでしょうか。
キリスト教文化センターでは、チャペル・アワーや同志社科目を通して、キリスト教に触れる機会を提供しています。賛美歌を歌うなどのアクティブラーニングやオンライン授業といった多様な学びの形を通して、聖書の言葉に一度触れていただければと願っています。
一つひとつの出会いが、皆さんの歩みにそっと力を添えてくれることを願っています。
李元重先生写真  (105213)
名前  李 元重   【キリスト教文化センター准教授】
主な勤務校地:京田辺校地
研究テーマ 日本プロテスタント近現代史、日韓キリスト教関係史
メッセージ 2022年11月にChatGPTが公開されて以来、世界と人類文明は、かつてない速度で変化を遂げています。GeminiやGrokをはじめとする数多くの生成系AIの登場に加え、フィジカルAIの著しい発展も進んでいます。さらに、遠くない将来には汎用人工知能(AGI)が実現する可能性も指摘されています。私たちは、まさにそのような時代のただ中に生きています。このような時代だからこそ、「人間とは何か」「人間が生きる価値と意味はどこにあるのか」「人間に求められているものは何か」といった根本的な問いを、改めて真摯に見つめ直す必要があります。
AIと共に生きるこれからの社会において、私たち人間に本当に求められるものは、単なる知識や技術だけではないでしょう。物事の是非を見極める判断力、目に見えないものを感じ取り思い描く想像力、そして人間と世界を大切にする温かな心こそが、ますます重要になるのではないでしょうか。
聖書とキリスト教の歴史は、まさにそのような根源的な問いと向き合いながら、人間にとって大切な力とは何かを提示し続けてきました。そして、それぞれの時代と文化の中で、その問いに応答しようと努めてきました。
同志社大学の建学の精神であるキリスト教主義と良心に基づく生き方は、まさにこのような時代にこそ、その意義をいっそう深めるものだと考えています。知識や能力の優劣を競うだけではなく、何が正しいのかを問い続け、他者を尊重し、社会に対して責任ある選択を行う――その姿勢こそが、これからの時代を生きる私たちにとって不可欠な指針となります。キリスト教文化センターは、そのような問いを皆さんと共に考え、対話し、学び、祈る場でありたいと願っています。変化の激しい時代の中にあっても、人間の尊厳と希望を見失うことなく、世の人々を「隣人」として受け入れながら、大切な力を育んでいきましょう。

非常勤スタッフ紹介

名前 ▼今出川校地担当
今井 このみ (日本キリスト教団 河内天美教会牧師)
メッセージ 聖書には、先人たちの知恵が書かれていたり、新たな物事の見方や気づきを与えてくれたりする言葉が書かれています。「ちょっと背中を押して欲しいな」と思うとき。心が疲れてしまったとき。「ただ、誰かと話したいな」と思うとき…など、ぜひチャペル・アワーやこのセンターに来てください。きっと力を与えてくれる言葉と出会えるはずです。
名前 ▼京田辺校地担当
松田 祈 (日本キリスト教団 城陽教会牧師)
メッセージ みなさんは人生で迷ったり何かを決める時に、何を参考にするでしょうか。インターネット、本、家族や先生、友達の言葉などたくさん影響を受けるものがあると思います。
実は聖書にも様々な生き方のヒントが隠されています。聖書の言葉や物語は、私たちにどのように生きるのか問いかけ、私たちの命は愛されていると祝福し、私たちに再び立ち上がる希望を与えてくれます。

聖書が私たちに語りかけるメッセージに、共に耳をすましてみませんか。

事務室スタッフより

メッセージ

キリスト教文化センターの使命は、大学のなかにあって、さまざまな出会いを提供する、いわば「人間の広場」となることです。
今出川校地は、クラーク記念館の1階に、京田辺校地は2015年3月に献堂された同志社京田辺会堂光館(HIKARI-KAN)内に事務室を設けています。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
事務室には常時スタッフが常駐しており、チャプレンとの面談時間を設けています。キリスト教や聖書についてのご質問、キャンパス内で宗教の勧誘を受けて困っている場合、また宗教に関わらず、学生生活を送る中での悩みや心配事など、さまざまなご相談に対応しています。対応は、専任の教員および日本キリスト教団の牧師である非常勤スタッフが行います。受付は両校地事務室で行っていますので、お申し込みください。
事務室では、気軽にキリスト教にふれていただけるよう、チャペル・アワーをはじめとしたさまざまな企画を用意し、学生の皆さんをお待ちしています。また、新約聖書の無料配布も両校地の事務室で行っております。
同志社建学の精神やキリスト教にふれる機会として、ぜひ気軽にキリスト教文化センターへお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

お問い合わせ

京田辺校地事務室〔同志社京田辺会堂 光館(HIKARI-KAN)〕

TEL:0774-65-7370
E-mail:jt-kirib@mail.doshisha.ac.jp

今出川校地事務室〔クラーク記念館1階〕

TEL:075-251-3320
E-mail:ji-kirib@mail.doshisha.ac.jp